世爻と応爻:卦の中の自分と相手
世爻は問う本人、応爻は相手や対象の事柄を表します。位置は卦宮内の配列で決まり、両者の生剋が多くの判断の骨格になります。
世と応が表すもの
世爻は本人または自分側、応爻は協力者、競争相手、目的地、取り組む事柄など相手側を表します。
- 協力の問い:世爻と応爻が相生・相合するかを見る。
- 競争の問い:どちらの爻がより旺じているかを比べる。
- 旅行や移動の問い:目的地を表す応爻と世爻の関係を見る。
世爻はどこにあるか
各宮の八卦には決まった順序があり、その位置から世爻が決まります。応爻は、世爻との間に常に二本の爻を挟む位置です。
| 宮内での卦の順序 | 世爻の位置 | 応爻の位置 |
|---|---|---|
| 本宮卦(八つの純卦) | 上爻(一番上) | 三爻(下から三番目) |
| 一世の卦 | 初爻(一番下) | 四爻(下から四番目) |
| 二世の卦 | 二爻(下から二番目) | 五爻(下から五番目) |
| 三世の卦 | 三爻(下から三番目) | 上爻(一番上) |
| 四世の卦 | 四爻(下から四番目) | 初爻(一番下) |
| 五世の卦 | 五爻(下から五番目) | 二爻(下から二番目) |
| 遊魂の卦 | 四爻(下から四番目) | 初爻(一番下) |
| 帰魂の卦 | 三爻(下から三番目) | 上爻(一番上) |
例えば乾為天は乾宮の本宮卦で、世爻は上爻、応爻は三爻です。天風姤は乾宮の一世卦で、世爻は初爻、応爻は四爻です。
一般的な読み方
- 応爻が世爻を生じる、または合する:相手が自分に有利で、物事が進みやすいと読む。
- 世爻が応爻を生じる:自分からの働きかけや譲歩が必要と読む。
- 世爻が応爻を剋す:主導権を持てる一方、力を使うと読む。
- 応爻が世爻を剋す:相手が優勢で、進むより守る姿勢が適すると読む。
- 用神が旺じ、世爻が弱い:事柄自体はよくても、自分が担いきれない可能性があると読む。
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